活動状況
2024年
2024.04.08
山口大学短期滞在プログラム(YUSS)の枠組みで、インドネシア・ウダヤナ大学の海洋水産学部から留学生が来日しました。夏までの滞在期間中にマングローブ林のリモートセンシングに関する研究を行う予定です。
2024.04.01
今年度の宇宙地球計測分野は2名のB4を迎えました。
2024.03.22
卒業式・修了式が維新大晃アリーナで開催されました。また、午後は機械系学位授与式[LINK]が常盤キャンパスで行われました。雨がちの毎日が続くなか、皆さんの門出を祝うが如く当日はすっきりと晴れました。卒業生・修了生の皆さん、おめでとうございました。
2024.03.13
本日は修士課程中間審査会が開催され、M1の2名が進捗状況を発表しました。とりあえずお疲れさまでした。就活が落ち着いたらまた再開です。
2024.02.16
今週は3名のB4が卒業論文発表会に臨み、無事報告を終えました。慣れない発表や質疑応答に苦労したことと思いますが、修士課程での活動に活かされることを期待します。
2024.02.09
今年度もまとめの時期となりました。今週は修士論文審査会が実施され、3名のM2が最終的な成果発表と質疑応答を行い、無事終了することができました。お疲れさまでした。
2023年
2023.11.24
11月21日〜22日に仙台で開催された日本リモートセンシング学会第75回学術講演会で、M2の上田さん、儀久さん、西村さんの3名がポスター発表を行いました。上田さんはSentinel-½データを用いた秋吉台における土壌水分量の推定、儀久さんはSentinel-1データを用いた時系列クラスタリングによる樹種分類、西村さんはマルチスペクトルカメラによる水稲の近接NDVI測定について発表しました。初めての学会発表でしたが、多くの方々に発表を聞いていただくことができ、とても有意義な経験になったようです。
2023.07.31
宇宙地球計測分野の研究に取り組むB4は今年度も3名となりました。
2023.06.06
6月3日〜9日に久留米で開催されたThe 34th International Symposium on Space Technology and Science (ISTS)にD1の野母さんが参加し、マイクロ波放射計の人工電波干渉除去手法に関する発表を行いました。初めての英語での発表でしたが、無事に練習の成果を発揮しました。私も久しぶりに現地で参加しましたが、海外からの参加者も多く、コロナ禍を経て一層活気が増したような印象を受けました。
2023.03.23
コロナ禍前からすると4年ぶりに、通常に近い規模で卒業式・修了式が開催されました。午後は機械系学位授与式[LINK]が行われ、M2の竹田さんと綾部さんが「日本機械学会三浦賞」、M2の前田さんが「研究科長表彰」を受賞しました。また、竹田さんは卒業生代表として挨拶を行いました。社会に出る方も研究を続ける方も、それぞれの場所で活躍されることを祈念します。卒業生・修了生の皆さん、おめでとうございました
2023.03.13
修士課程中間審査会にて3名のM1が進捗状況を発表しました。年度末の一連の審査会関連はこれで終了です。M1の皆さんは引き続き就活等に忙しい時期が続きます。
2023.02.16
3名のB4が卒業論文発表会に臨みました。初めての研究発表であり緊張の色は隠せませんでしたが、無事報告を終えました。質疑応答の結果は今後に活かしてもらいたいと思います。
2023.02.10
諸般の事情により発表日は前後しましたが、本日全員の修士論文審査が無事終了しました。4名ともしっかりと発表と質疑応答をこなしました。日頃の努力の賜物と思います。お疲れさまでした。
2022年
2022.12.16
船舶自動識別装置(AIS)のデータ受信を始めました。近年、陸上局ネットワークや人工衛星搭載AISを用いて世界中の船舶を監視できるサービスが多数存在しますが、常盤キャンパスは多くの船舶が行き交う周防灘から関門海峡にかけて一望できる絶好の位置にあることから、データ取得を試すことにしました。人工衛星データを用いた船舶検出の検証データとして利用する予定です。
2022.11.30
日本リモートセンシング学会第73回学術講演会で、M2の綾部さんと野母さんがポスター発表を行いました。綾部さんはひまわり8号赤外データを用いた降水域判定へのConvolutional LSTMの利用、野母さんはマイクロ波放射計の人工電波干渉を除去する手法について発表しました。バーチャル空間ツールの使い方に慣れるのに時間がかかったようで、概要紹介ではトラブルもありましたが、無事に説明と情報交換ができたようです。
2022.10.21
測位航法学会主催によるGPS/GNSSシンポジウム2022のビギナーズセッションで、低コストGNSS受信機システムによる可降水量検証についてM2の竹田さんが報告しました。GNSSの専門家が多く参加されている機会で発表することができ、有用な質疑・コメントをいただきました。
2022.10.05
島根県出雲市の神戸川周辺における地盤沈下に関して、M2の前田さんが時系列干渉SAR解析を試みています。今回、国土交通省中国地方整備局出雲河川事務所を訪問するとともに、実際に現地の状況を確認しました。今後、現場データ等との比較を進めたいと考えています。
2022.10.04
第43回アジアリモートセンシング会議(The 43rd Asian Conference on Remote Sensing, ACRS)が、モンゴルのウランバートルにてハイブリッド開催されました。M2の竹田さんが、松江地方気象台に設置した低コストGNSS受信機システムによる可降水量推定精度の検証結果についてオンライン発表し、英語の質疑応答もクリアしました。
2022.08.05
今年度も3名のB4が宇宙地球計測分野の研究に取り組むこととなりました。いつの間にか前期もほぼ終了し、夏場の小休止に入ります。
2022.06.01
移動体搭載GNSS受信機による水蒸気量推定の評価のため、電子基準点周辺で車載測定実験を行いました。前夜からポータブル電源を用いて停車状態の測定を開始したのですが、朝出勤してみるとまさかのバッテリ切れ…。やむなく停車状態の測定を数時間追加した後に走行データを取得しました。
2022.03.23
今年も規模を縮小して卒業式・修了式が開催されました。生憎雨の混じる天気でしたが、キャンパスでは時折楽しげな声が聞こえていました。卒業生・修了生の皆さん、おめでとうございました
2022.03.08
修士課程中間審査会が行われ、4名がこれまでの進捗を発表しました。引き続き就活等に忙しい日々が続くことでしょう。健闘を祈ります。
2022.03.04
日本機械学会中国四国支部第60期総会・講演会においてM2の吉野さんが干渉SAR解析における大気遅延誤差の低減に関する発表を行い、無事修士課程の活動を終えました。これで今年度の外部発表は終了です。
2022.03.02
33rd International Symposium on Space Technology and Scinece (ISTS)に参加し、ひまわり8号搭載AHIによる可降水量推定について発表しました。当初は大分県別府市で昨年開催される予定でしたが、新型ウィルスの影響で1年延期され、結果的にオンライン開催となりました。組織委員会の方々は難しい判断をされたものと思います。
2022.02.18
今週は3名のB4が卒業論文発表会に臨みました。プレゼンはなかなか堂々としたものでした。質疑応答は例によって苦しんだ様子でしたが、これも良い経験として今後に活かして欲しいと思います。
2022.02.15
広島市の絵下山で電波環境測定を行いました。JAXAが開発・運用しているマイクロ波放射計AMSRシリーズは、特にCバンドで人工電波の影響を受けています。海面水温や土壌水分の観測に必須であることから、他業務に割り当てられている周波数帯を利用していることが原因です。将来的には、人工電波をリアルタイムで除去し、自然起因の信号のみ取り出すセンサの開発が必要と考えます。
2022.02.11
今週は修士論文審査会が行われました。今年は二名のM2が発表と質疑応答を無事終えることができました。コロナ禍の真っ只中で大学院の期間を過ごすことになり、通常とは違った大変さがあったことと思います。お疲れさまでした。
2022.01.13
山口県美祢市の秋吉台に土壌水分計を設置させていただきました。時折吹雪く寒空の下、学生の皆さんには辛い作業でしたが、なんとか設置できました。土壌水分量や植生の変化が人工衛星からどのように観測されるのか調べる予定です。設置にあたり、美祢市役所、美祢農林水産事務所、秋吉台科学博物館、および本学関係者の皆様にご支援いただきました。ありがとうございました。
2021年
2021.12.14
気象庁松江地方気象台に低コストGNSS受信機を設置させていただきました。同台で行われている高層気象観測[LINK:気象庁ホームページ]との比較により、低コストGNSS受信機による大気中水蒸気量の推定精度を直接的に検証することが目的です。松江地方気象台、大阪管区気象台、および当学関係者の皆様に多大なご協力をいただきましたことに感謝いたします。
2021.11.27
オンラインで開催された第23回IEEE広島支部学生シンポジウム(HISS 23rd)で、M1の綾部さんがひまわり8号赤外データを用いた降水域判定における時系列情報の効果についてポスター発表を行いました。普段接することの少ない電気・電子・情報系の方々との質疑応答ができ、有意義だったようです。初めて参加しましたが、学生の皆さんが実行委員として活躍し、とてもよくオーガナイズされたシンポジウムだと感じました。
2021.11.22
第42回アジアリモートセンシング会議(The 42nd Asian Conference on Remote Sensing, ACRS)がベトナムのカントー大学でハイブリッド開催され、M2の乗富さんが低コストGNSS受信機システムによる天頂大気遅延量の推定性能に関してオンライン発表しました。なぜかGIS関連のセッションに組み込まれ、周囲とは趣を異にする発表となりましたが、わかりやすく説明しました。来年からは現地発表できるようになることを願うばかりです。
2021.11.16
福島県福島市で開催された日本リモートセンシング学会第71回学術講演会にM1の前田さんがオンライン参加し、秋吉台の植生季節変化に対するSARの応答についてポスター発表を行いました。ポスター発表はバーチャル空間ツールを用いて行われましたが、想像よりずっと現実感があって面白いものでした。多くの聴衆に聞いてもらうことができ、他の研究者と議論もできたようで良い経験となりました。
2021.07.27
今年度は3名のB4が宇宙地球計測分野の研究に取り組むこととなりました。また、4月からM1にも新しいメンバーが加わっています。
2021.03.24
昨年は中止された卒業式・修了式ですが、今年は無事開催されました。規模は縮小されたものの、春らしい春となりました。午後はハイブリッドで機械系学位記授与式[LINK]が行われ、M2の大坪さんとB4の竹田さんが、常盤工業会から工学部の学業優秀者に対して送られる「常盤賞」を受賞しました。卒業生・修了生の皆さん、おめでとうございました
2021.03.16
修士課程中間審査会が行われました。2名がこれまでの進捗状況を発表しました。質疑応答ではかなり苦労しましたが、これも就活に活かしてもらいたいと思います。
2021.03.05
日本機械学会中国四国支部第59期総会・講演会にて、M2の満塩さんがオンライン発表しました。人工衛星データや海洋同化データから見た山口県沿岸日本海の海況と、マアジの漁獲量との関係を調べました。人工衛星・海洋同化データの漁業への応用は、未だに発展途上の難しいテーマです。今回の学会では内容的にややアウェー感がありましたが、しっかり発表しました。これでM2の活動をほぼ終了することができました。
2021.02.19
卒業論文発表会が二日間にわたり開催され、B4の3名が発表を行いました。研究室に配属されてからずっとウィルス対策と共にあった学年でした。当日もマスクやアクリル板などプレゼンには不利な要素がありましたが、頑張って発表できたと思います。お疲れさまでした。
2021.02.15
GNSS受信機を設置し、試験的に測定を始めました。主な目的は測位ではなく、大気中の水蒸気量の観測です。屋上に取り付けたため、強風や落雷、そしてLTEの電波干渉など、まずは運用面の心配が尽きません。取り付けたそばから暴風雪に見舞われましたが、なんとか耐えているようです。
2021.02.09
修士論文審査会にて、M2の二名が修士課程の成果を発表しました。質疑応答時間が15分と結構長いのですが、厳しい質問にも何とか耐えてしっかりと報告できました。様々なウィルス対策のもと開催され、例年とは勝手が違ったと思いますが、無事終わって安心しました。
2020年
2020.11.10
第41回アジアリモートセンシング会議(The 41st Asian Conference on Remote Sensing, ACRS)において、M2の大坪さんがひまわり8号搭載AHIによる大気中の可降水量推定の研究について発表しました。中国・浙江省の徳清県(Deqing)で開催予定でしたが、新型ウィルスの影響で初めてのオンライン開催となりました。プレゼンテーション動画の再生トラブルにも負けず、英語でスムーズに乗り切りました。オンライン学会にもいろいろと良い点がありますが、実際に現地の雰囲気を感じられないのは残念だったと思います。
2020.09.10
9月6日から7日にかけて台風10号が九州地方に接近しました。被害を受けられた方々に対し謹んでお見舞い申し上げます。山口県の広範囲も暴風域に含まれ、大学キャンパスでも暴風の影響と考えられる停電が発生しました。九州の被害には及びませんが、山口県でも山口市、防府市、宇部市を中心に多数の停電が発生しました。下図左は、9月8日 9:00〜12:00(日本時間)のひまわり8号可視バンドのデータから、画素毎に最低反射率の値を選んで合成したトゥルーカラー画像です。九州・四国沿岸で、降水により増加した河川流出の影響と考えられる青緑色の水域が広く見られます。下図右は、九州南東岸における毎正時(9〜15時)のバンド2反射率画像の時間変化であり、当該水域の分布が変化していることがわかります。ひまわり8号データは宇宙航空研究開発機構(JAXA)の分野横断型プロダクト提供サービス(P-Tree)より提供を受けました。
2020.08.07
例年より少し遅れましたが、今年度は3名のB4が宇宙地球計測分野の研究に取り組むこととなりました。キャンパスは試験期間となり、学生の気配が多少感じられるようになりました。
2020.07.02
一時期より落ち着いたとはいえ、新型ウイルス感染予防のため本学もオンライン授業が中心となっています。計測情報工学研究室のゼミ、および宇宙地球計測のミーティングもオンラインで行っています。
2020.03.24
卒業生の皆さん、おめでとうございました。卒業式は中止となってしまいましたが、新年度からそれぞれの新しい舞台での活躍を祈念します
2020.03.16
修士課程中間発表会が行われました。新型コロナウイルス対策のため研究室単位での実施となり、本来よりも緊張感は薄れたかもしれませんが、2名がこれまでの成果をまとめて発表しました。
2020.02.20
卒論研究発表会が開かれました。B4の2名は初めての発表ということもあり緊張の様子がはっきりと伺えましたが、様々な質問にも頑張って対応しました。お疲れさまでした。
2020.02.14
修士論文審査会が開かれました。修士課程の総まとめとして、M2の二人が修士論文の内容を報告しました。お疲れさまでした。私にとっては初めての修士学生でしたが、しっかりと結果をまとめてくれました。
2020.02.08
2020.01.23
JAXA地球観測ミッション合同PIワークショップに出席し、GCOM-Wセッションで共同研究の進捗状況について発表しました。全体セッションでは、温室効果ガス・水循環観測技術衛星GOSAT-GWがプロジェクトへ移行したとの報告がありました。水循環変動観測衛星GCOM-Wの観測が引き継がれることになり、嬉しい限りです。関係者のご尽力に敬意を表します。
2019年
2019.11.30
岐阜県岐阜市の岐阜商工会議所で開催された日本リモートセンシング学会第67回学術講演会に岸田さんと大坪さんが参加し、ポスター発表を行いました。様々な質問や議論ができ、とても参考になったようです。岐阜は来年から始まる大河ドラマの舞台となっており、各所で期待が感じられました。
2019.11.06
青戸さんが、10月に韓国・大田広域市で開催されたACRS 2019において、JSPRS Awardを受賞しました。同賞は、35歳以下の5名の発表者に対し、JSPRS(日本写真測量学会)がACRS審査委員会と共に選定して授与するもので、今回日本からは1名の受賞となりました。対象となった口頭発表は”Observation of surface subsidence by interferometric SAR time series analysis in Chiba Prefecture”です。本研究は、干渉SAR処理により千葉県における地盤沈下を把握し、その計測精度を水準測量のデータと比較し検証するとともに、GPSなどの全球測位衛星システムのデータを用いた補正の効果を論じたものです。干渉SAR処理技術は地震による地殻変動やダムなどのインフラ監視への利用が始まっており、精度向上に関する研究は利用促進の重要な鍵となります[LINK]。
2019.10.18
10月14日〜18日に韓国・大田広域市で開催された第40回アジアリモートセンシング会議(The 40th Asian Conference on Remote Sensing, ACRS)にM2の二人が参加し、口頭発表を行いました。ACRSはリモートセンシングに関するアジアで最大級の国際会議で、40周年を迎えた今年は800人を超える参加者が集いました。青戸さんは干渉SAR処理におけるGNSSデータを用いた補正の効果、岸田さんはひまわり8号搭載AHIの赤外輝度温度に畳み込みニューラルネットを適用した雨域推定の結果について発表しました。二人とも英語での口頭発表は初めてでしたが、練習の成果を発揮して乗り切りました。
2019.06.23
6月15日〜21日に福井で開催された32nd International Symposium on Space Technology and Science (ISTS)に参加し、GCOM-W搭載AMSR2の人工電波干渉についての発表を行いました。福井県には降雪観測などで何度か訪問したことがありましたが、福井市の真ん中にお邪魔したのは初めてでした。恐竜の街らしく駅のベンチでも発見。
2019.03.25
3月19日~22日に早稲田大学の西早稲田キャンパスで開催された2019年電子情報通信学会総合大会に参加しました。AMSRシリーズの地球物理量データに自己組織化マップを適用し、エルニーニョなどの変動パターン抽出を行った結果を発表しました。
2019.03.13
修士課程中間発表会が行われました。かなり直前まで苦労したようですが、M1の二人が進捗状況を報告しました。これからしばらくは就職活動に忙しくなることでしょう。
2019.02.21
卒論研究発表会が開催され、今年は3名が無事発表しました。お疲れさまでした。2名は大学院に進学して研究を続ける予定です。1名は母国に戻ります。今後の活躍を祈念します。
2018年
2018.08.31
2018年8月30日〜31日に山口大学常盤キャンパスで開催された第35回センシングフォーラムにM1の二人が参加し、ポスター発表を行いました。二人とも初めての学会発表でしたが、予想以上に聴講者が訪れ、様々な分野の研究者と議論ができて充実した発表になりました。
2018.08.21
今年度もAanさんが来日されました。1ヶ月間滞在し、研究を進める予定です。
2018.06.04
学生が中心となり、ALOS-2搭載PALSAR-2の観測時刻に合わせて超簡易型のコーナーリフレクタを機械・社建棟の屋上に置きました。段ボールにアルミ箔を貼り付けた本当に簡易なものですが、後方散乱強度を計算して形状とサイズを決めました。期待通りであればPALSAR-2の後方散乱係数の画像内に高輝度の点として撮像されるはずでしたが、後日データを入手して画像を確認したところ、残念ながらコーナーリフレクタは映っていませんでした。構造が脆弱すぎたのか、理由はわかっていません。コーナーリフレクタは、SARのラジオメトリック校正や幾何校正、および地表変位計測の参照点として用いられます。どなたか再挑戦して欲しいと考えています。
2018.03.28
ウダヤナ大学を訪問し、Aanさんと研究の進捗について打ち合わせを行いました。これまで、デンパサールの中心部にあるSudirmanキャンパスにしか行ったことがありませんでしたが、今回は彼の研究室があるBukit Jimbaranキャンパスも訪問しました。一番大きなキャンパスだそうですが、緑が多く落ち着いた雰囲気に感じました。
2018.03.24
3月20日〜23日に東京電機大学の東京千住キャンパスで開催された2018年電子情報通信学会総合大会に参加し、マイクロ波放射計データの相互校正に関する発表を行いました。
2018.03.15
岸田さんが、常盤工業会から工学部の学業優秀者に対して送られる平成29年度「常盤賞」を受賞しました[LINK]。
2018.02.22
卒論研究発表会が開催され、今年は2名が発表しました。ぎりぎりまで準備に忙しかったようでしたが、きちんとまとめることができました。お疲れさまでした。2名とも大学院に進学する予定です。
2018.01.30
JAXA地球観測ミッション合同PIワークショプに参加し、AMSR2の人工電波干渉の特定と低減について共同研究の進捗報告を行いました。今回、NASAのAMSR-Eサイエンスチームのコーディネータを長年務めてこられたElena Loblさんが引退されるとのことで、会議終了後にご一緒しました。1995年頃から始まったAMSR-Eの日米科学協力において、彼女の貢献は非常に大きいものでした。また、私がHuntsvilleに滞在した際には、公私共々お世話になりました。
2017年
2017.11.22
11月21日・22日に北海道江別市の酪農学園大学で開催されたリモートセンシング学会の第63回学術講演会に参加し、AMSR-Eの低速回転データに関する評価について発表しました。北海道は既に雪景色でしたが、心配したほどの積雪はなく、会期中は天気にも恵まれました。札幌からのアクセスもよく、自然に恵まれた広大なキャンパスでした。
2017.11.15
米国海洋大気庁(NOAA)とJAXAの、GCOM-Wに関する科学協力の会合に参加しました。現職に移ってから、久しぶりにNOAAの方々とお会いしました。
2017.09.26
2017.08.10
山口県産業技術センターで行われた衛星データ解析技術研究会の技術セミナーで、衛星リモートセンシングによる情報抽出に関する内容のご紹介と、MultiSpec+Landsatデータを用いた簡単な演習を行いました。
2017.07.21
同時期に来学したもう一人のウダヤナ大学の学生とともに、Thanarpornさんの修士論文発表会が行われました。留学生を含み多くの聴衆が参加してくれました。海面塩分を観測できるNASAのAquariusとSMAPのデータを用い、南シナ海における海面塩分と水収支の関連を議論しました。慣れない日本の生活でしたが、頑張って修士論文をまとめました。
2017.07.19
ウダヤナ大学海洋水産学部講師のAbd. Rahman As-Shakurさん(Aanさん)が、日本学術振興会の論文博士号取得希望者に対する支援事業の一環で来日されました。Aanさんは、熱帯降雨観測衛星TRMMなどのデータを用いてインドネシア地域における降雨の特性を研究し、小河原先生の指導のもと論文博士の取得を目指します。私も一緒に研究を進める予定です。今回は2ヶ月強ほど宇部に滞在される予定です。
2017.06.12
2017年6月3日〜9日に愛媛県松山市で開催された31st International Symposium on Space Technology and Science (ISTS)に参加し、マイクロ波放射計データの相互校正に関する発表を行いました。山口大学常盤キャンパスから松山市までの正式な出張ルートは、山口県柳井市と松山市を結ぶ防予フェリーを使うルートだそうです。3時間弱かけて瀬戸内海を渡って参加しましたが、道中はなかなか風情がありました。
2017.04.25
Thanarpornさんとともに下関市にある水産大学校の柏野先生を訪問し、彼女の研究についてプレゼンしコメントをいただきました。水産大学校は日本海に面する場所に位置しており、コンパクトながら雰囲気の良い大学でした。
2017.03.28
2017.03.26
3月22日〜25日に名城大学で開催された2017年電子情報通信学会総合大会に参加し、AMSR2の人工電波干渉に関する研究発表を行いました。昔、名古屋に住んでいましたが、名城大学にお邪魔するのは初めてでした。大変立派な大学でした。
2017.02.28
韓国の梨花女子大学から来訪された皆様に、地球観測衛星データを用いた研究についてご説明しました[LINK]。
2017.02.22
卒論研究発表会が開催されました。初めて最初から担当した2名が発表を行いました。いろいろと厳しい質問も飛び交いましたが、頑張って受け答えしました。お疲れさまでした。両名とも4月から就職が決まっています。頑張っていただきたいと思います。
2016年
2016.12.19
インドのビハール州政府から工学部に来訪された方々とのセミナーが行われ、主に水循環関係の人工衛星観測について説明を行いました[LINK]。
2016.10.01
インドネシア・ウダヤナ大学とのダブル・ディクリープログラムの一環で、Thanarpornさんが来日しました。これから1年間をかけて、修士論文をまとめる予定です。近年注目されている、Lバンドマイクロ波放射計の観測で得られる海面塩分のデータを用いた研究を行う予定です。
2016.05.25
5月24日(吉田キャンパス)および25日(常盤キャンパス)に、メディア基盤センター講習会として学内対象の人工衛星リモートセンシング講習会(初級編)を実施しました。前年度末に実施したものとほぼ同じ内容ですが、実践編の実施を念頭に初級編としました。
2016.04.28
2016.02.27
メディア基盤センター講習会として、学内の皆様を対象に人工衛星リモートセンシング初歩講習を開催しました。吉田キャンパスおよび常盤キャンパスにおいてそれぞれ24日と26日に開催し、人工衛星リモートセンシングの概要説明とEISEI/MultiSpecを用いた簡単な演習を行いました。
2016.02.18
卒論研究発表会が開催されました。昨年10月にこちらへ赴任後、途中からお手伝いをした1名が発表を行いました。大学院には進みませんが、4月からは社会人としての活躍を期待しています。