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担当教員

教員

氏名: 今岡 啓治(IMAOKA Keiji)
職名: 大学院担当准教授
所属: 山口大学 大学研究推進機構(大学院創成科学研究科兼担)
居室: 常盤総合研究棟8階 823
E-mail: 

略歴(詳細はresearchmap

1992年 名古屋大学大学院理学研究科博士課程(前期)宇宙理学専攻修了、2013年 同大学院環境学研究科博士課程(後期)地球環境科学専攻修了。博士(理学)。1992年 宇宙開発事業団(現宇宙航空研究開発機構)入社、地球観測センター配属。1995年から地球観測データ解析研究センター、1998年〜1999年 NASAマーシャル宇宙飛行センター滞在を経て、地球観測研究センター主幹研究員/研究領域リーダおよびGCOM-Wミッションマネージャ。人工衛星による地球観測、特にAMSRシリーズ等のマイクロ波放射計に関わる業務・研究を中心に、ADEOS、ADEOS-II、EOS Aqua、GCOMなどの地球観測衛星プロジェクトに従事。2015年10月に山口大学 大学情報機構メディア基盤センターへ着任、現在に至る。

担当授業

  • データ科学と社会II(共通教育)
  • 機械航空工学概論(工学部機械工学科、分担)
  • 計測工学(工学部機械工学科、分担)
  • リモートセンシング特論(創成科学研究科博士課程前期、分担)
  • 計測情報工学特論(創成科学研究科博士課程後期、分担)
  • システム・デザイン工学特別講義(創成科学研究科博士課程後期、分担)

学生研究

創成科学研究科機械工学系専攻/工学部機械工学科の計測情報工学研究室と一緒に研究活動を進めています。人工衛星による宇宙からの地球観測に関する研究に興味がある方は、博士課程前期は機械工学系専攻(航空宇宙エネルギーコース)、博士課程後期はシステム・デザイン工学系専攻(メカノシステムデザインコース)で受け入れていますので、気軽にメールにてご相談下さい。


以下は、計測情報工学研究室において、宇宙地球計測分野の研究を選択した学生の皆さんの研究テーマです。

学生

D2

  • 野母 悠矢: 人工電波干渉除去機能を有するデジタル型マイクロ波放射計の研究

M2

  • 植木 海斗: 合成開口レーダとAISを用いた船舶検出に関する検討
  • 宮田 大也: 深層学習を用いた海氷密接度の短期予測に関する研究

M1

  • 梅津 祐哉: 低周波マイクロ波放射計の受信機構築と性能評価
  • 高田 京吾: 可視近赤外域におけるプラスチックごみの反射・偏光特性
  • 中野 創太: 赤外・マイクロ波を用いた月表層の輝度温度解析

B4

  • 鎌倉 初夏: 検討中
  • 原  奈那: 検討中

B3 (by YUSS program with Udayana University)

  • Ni Suzeki Sueken: マングローブ林の植生被覆率とLandsat 9による植生指数の関係

卒業生

2023年度(令和5年度)

  • 博士前期課程

    • 上田 雅都(Sentinel-½時系列データを用いた土壌水分量の変化追跡)
    • 儀久 恵太(高頻度C-band SAR観測の時系列情報を利用した樹種分類に関する調査)
    • 西村 文音(近接NDVI測定による水稲生育観測の検討)
  • 学士課程

    • 梅津 祐哉(低周波マイクロ波放射計受信機部の温度分解能評価)
    • 高田 京吾(可視近赤外域におけるプラスチックの反射・偏光特性の調査)
    • 中野 創太(赤外及びマイクロ波データを用いた月面輝度温度の日変化解析)

2022年度(令和4年度)

  • 博士前期課程

    • 綾部 晃大(Convolutional LSTMを用いたひまわり8号時系列赤外データによる降水域推定の精度検証)
    • 竹田 大騎(低コストGNSS受信機システムを用いた可降水量推定における精度検証)
    • 野母 悠矢(マイクロ波放射計における人工電波干渉を検出・除去する手法の評価)
    • 前田 晃大(神戸川周辺の地盤沈下に対するPSInSARの精度評価)
  • 学士課程

    • 植木 海斗(Sentinel-1データによる周防灘における船舶検出とAISデータによる検証)
    • 宮田 大也(畳み込みLSTMを用いたオホーツク海における海氷密接度の短期予測)
    • Sapkota BINOD(人工衛星画像しきい値法によるネパール・ぺワ湖の面積時間変化に関する研究)

2021年度(令和3年度)

  • 博士前期課程

    • 乗富  隆(低コスト2周波GNSS受信機システムによる天頂大気遅延量の推定精度検証)
    • 吉野 誠人(干渉SARにおける標高に依存した大気遅延誤差の低減手法の改善)
  • 学士課程

    • 上田 雅都(秋吉台におけるC-band SARの後方散乱係数と土壌雨量指数の評価)
    • 儀久 恵太(C-band SARによる土地被覆別後方散乱係数の季節変化と樹種分類に関する評価)
    • 西村 文音(人工衛星データによる水田の季節変化及び圃場内に発生する雑草についての解析)

2020年度(令和2年度)

  • 博士前期課程

    • 大坪 宙熙(回帰分析を活用したひまわり8号赤外バンドによる可降水量導出手法の検討)
    • 満塩 桜太(衛星データ・海洋同化データを利用した漁場形成に関する研究)
  • 学士課程

    • 綾部 晃大(ひまわり8号赤外データを用いた降水域判定における時系列情報の効果)
    • 竹田 大騎(可降水量推定におけるマルチGNSSの効果)
    • 前田 晃大(秋吉台の植生季節変化に対する合成開口レーダの応答評価)

2019年度(令和元年度)

  • 論文博士(日本学術振興会 論文博士号取得希望者に対する支援事業:小河原加久治)

    • Abd. Rahman As-Shakur (Study on spatio-temporal variabilities of Indonesian rainfall using TRMM Multi-Satellite Precipitation Analysis data)
  • 博士課程前期

    • 青戸 亮太(GNSSデータを用いた干渉SAR処理の高精度化)
    • 岸田 侑子(CNNを用いたひまわり8号赤外バンドによる降水推定に関する研究)
  • 学士課程

    • 乗富  隆(全球測位衛星システムのデータを用いた可降水量の推定)
    • 吉野 誠人(干渉SARにおける標高に依存した大気遅延誤差の低減)

2018年度(平成30年度)

  • 学士課程
    • 大坪 宙熙(ひまわり8号データを用いた可降水量導出アルゴリズムの開発)
    • 満塩 桜太(山口県沿岸域の漁場予測における衛星海色データの利用に関する研究)
    • Sharon Ludai Anak Sigat(ひまわり8号熱赤外バンドを用いた日本周辺の輝度温度日変化解析)

2017年度(平成29年度)

  • 博士課程前期(ウダヤナ大学ダブルディグリープログラム)

    • Khanpanya Thanarporn (Sea surface salinity variation in South China Sea derived by Aquarius and SMAP)
  • 学士課程

    • 青戸 亮太(千葉県における干渉SARを用いた時系列解析による地表変動観測)
    • 岸田 侑子(ひまわり8号の高頻度観測データを用いた降水雲の時間変化解析)

2016年度(平成28年度)

  • 学士課程
    • 植村 大祐(干渉SAR解析法を用いた地表変動の計測)
    • 米盛  航(ひまわり8号のデータを用いた地上の日射量推定)

2015年度(平成27年度)

  • 学士課程
    • 熊谷 健人(サポートベクターマシンを用いた太陽光発電日射量の推定)